はじめに
皆さんご存知でしょう、パブロフの犬とは条件反射の代表的な実験の一つです。
私はこの実験結果を活用して、表情をコントロールすることができれば様々な場面で役に立つと考えました。例えば上司に叱られているとき、ひょんなことで笑いがこみ上げてきて耐えるのに大変だったとか、今泣いてしまうと会場の雰囲気が壊れてしまうが制御できなかったなど。。。
もし、自分で自分の感情をコントロールすることができれば様々なメリットがあるのではないかと思い自分自身で実験してみることにしました。
具体的な実験内容
行った実験は至ってシンプルで、
表情が変化しそうなとき、右頬を触った後に全力で真顔になる。です。
パブロフの犬はベルを鳴らすことで唾液が出るのに対して、私は右頬を触ることで感情をなくすことにしました。
笑いがこみ上げてきたら右頬を触り、感情を殺し、泣きそうになったら右頬を触り、感情を殺す。これの繰り返しです。
最初のうちは2秒と持たず真顔が崩壊してしまうのですがこれを段々と繰り返していくうちに右頬をさわれば、割と感情が収まる割合が増えていきました。
あまり泣く機会というものはないですが、映画やアニメで感動した際にも同じように右頬を触って真顔になることで試行回数を増やしていました。
実験結果
結論から申し上げると、実験回数を増やせば増やすだけ感情のコントロールが可能になることがわかりました。私は約半年に渡って、この実験を行っていましたが右頬を触るたびに感情が無になっていく自分に少し恐怖を感じたので、実験は中断しました。
役に立った場面
よく映画館で映画を見るのですが、たまに感動シーンで涙を流してしまい、少し恥ずかしい思いをすることが多々ありました。しかし、映画館で泣きそうになったとき右頬を触ったら泣く直前で堪らえることができたので、実験の成果は出たのかなと思います。
他にも友人とパーティゲームをしている際、特にポーカーフェイスが重要な局面において、右頬を触り感情を一時的に殺すことができたおかげでいくらか勝負に勝った時がありました。
具体的に役に立った場面を挙げろと言われると難しいですが、ふとした時に感情を抑えるのに便利なので習得して損はなかったのかなと思いました。
最後に
行った実験は本当にくだらなくて今後の人生で役に立つとは一切思いませんが、人間は反復練習すればある程度は理想に近づけることがわかりました。昔の実験などから着想を得て自分なりに実験してみるという楽しみ方ができて個人的には満足でした。もし感情の起伏が激しくて困っているという方がいればぜひ試してほしい実験です。
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